Fire実現のためのその① ~ゴール・目標設定~
Fireを実現するためには何をしていけばいいのだろう。
・株式投資で利益を出す?
・不動産投資で利益を出す?
・副業を始める?
・ある程度投資にお金を回し、極限まで節約生活をする?
私は最初、このようなことを思いつきました。
ただ、これらを思いつくだけではFireを実現する具体的な計画に行きつきません...。
なので私は、いったん普段の仕事でプロジェクト運営する時と同様に、Fire実現計画を立てみようと思い立ったのです。
という事で当記事では以下をお話していきます。
●Fireという目標の具体化
私は普段の仕事で数千万~十億弱程度のプロジェクト運営に何度も携わってきました。プロジェクトマネージャとして携わった経験も多々あります。
そんな私が普段の仕事でプロジェクトを任されたときは、まず何より先にプロジェクトのゴールを明文化して定義し、利害関係者に合意を得るところから始めています。
理由は簡単で、プロジェクトはその終了期間を迎えると必ず評価をされるためです。評価をされる時、ゴール設定が明確でなければ「成功」は100%あり得ません。
例えば、なんとなくこのぐらいの時期までにこんな感じのものをつくる...
などという曖昧なゴール設定であった場合、評価時点で評価者の自由勝手な視点で成否を左右されてしまうリスクが伴いますし、利害関係者の総合的なメリットを産む結果に至らないリスクさえあります。
そのため、プロジェクトの立ち上げ時は何より先にゴール設定が必要不可欠です。
これに習い、Fire計画のファーストステップとして...
Fireの定義(Fireというプロジェクトのゴール設定)を考えてみます。
でもこの答えはすぐに出ました。
私の場合、まず曖昧な定義として「経済的に自立して好きな時にやりたい事をできる人間になりたい...」となるなので、以下のように明確に定義することにしました。
✓経済的に自立して⇒自分が満足している現在の支出金額を(従業員として)働かなくても得られる状態になる。
✓好きな時にやりたい事をできる人間になりたい⇒経済的に自立した後に教育に従事するビジネスや何らかの活動を行う。ただし気が向いたときに...笑
重要な定義は前者の自分が満足している現在の支出金額を(従業員として)働かなくても得られる状態になる、という部分ですね。
そして、さらに具体化するために上記のゴール設定を定量化していきます。
※これも、普段プロジェクトを任されたときに行っていることです。
そうすると私の場合...
・自分が満足している現在の支出金額=30万/月
・毎年いくら働かずに得る金が必要か=30万/月×12か月で360万
・いつまでになりたいか=50歳までになりたいので残り19年間
となります。
これを踏まえ、定量化まで行った具体的なFireのゴール設定としては...
残り19年間で毎月30万の支出を補う年間360万の不労所得を得られるようになる。
これが私のFireのゴール設定となりました。
もちろん私はこればかりが正解ではないと思っています。例えば1日1万円ぐらいの収入が得られるバイトを月に10回程度行ってもよいのであれば、働かずに得る金がいくら必要かというと(30万-バイト代10万)×12か月で240万となり、目標設定も「残り19年間で毎月20万の支出を補う年間240万の不労所得を得られるようになる」と変化します。
Fireのゴール設定で大きなポイントになるのは、
・自分が満足した生活が叶う支出金額を自分で決めること。利害関係者が自分だけで済まない場合はその人とも話し合ったうえで決めること。
・満足した生活が叶う支出金額のうちどの程度不労所得で得たいかの妥協点を探ること。(私の場合は妥協しませんでしたが。笑)
だと思っています。
ということで、今回はFire計画のファーストステップとしてゴール設定を考えてみました。
次に整理すべきはHow(どのように実現するか)という手段の部分です。
投資入門のPart3で出会った書籍「金持ち父さん貧乏父さん」では本当の資産を持つことを手段として掲げていました。
まずはこの考え方にすがりHow(どのように実現するか)については、本当の資産を持つこと基本的な手段としてとらえ、これを具体化していきたいと思います。
それではまた次回!!