株式投資の重要知識 ファンダメンタル分析 ~ねぼ助の投資入門Part5~
当記事では以下をお話していきます。
●株式投資で収益を上げるための基本的なやり方
この議題に対しては人によって非常に意見が分かれると思いますので、先に私なりの結論から言うと、ファンダメンタル分析の基本的なやり方を抑える事が必須だと考えています。
ファンダメンタル分析とは、その企業の収益状況や手持ちの現金、借金などの財務状況を把握し、どのような事業を行っているか、競争優位性はあるかなどを分析することを言います。
簡単に言えば、その会社が儲かっているか、借金はどのくらいか、倒産しそうにないかを調べることですね。
もちろん、収益を上げることに特化すればチャート分析なり様々な手法がありそうなのはググって色々調べたときに何となく感じていましたが...
私は自分が投資する可能性のある企業の情報を全く知らずに投資することは怖すぎて絶対にやりたくないので、シンプルにこの結論に至りました。笑
さてここからは、前回の記事で紹介した『マンガでわかる株式投資 女子高生株塾』という本で基礎知識は学んだものの、肝心な勝つための基本的なやり方を全く知らない...まずはそこから勉強してみようと思い立った時の行動をお話しています。
当時の状況は...
・親族や友人にも株式投資をやっている人がいない
・どこから手をつけていいのか全く分からない
です。笑
こんな時私がよくやるのは、「キーワード + 本」でとりあえずググり、評価などが良さそうで自分でも読み進められそうな本を探してそれを読んでみることです。
というわけで早速「株 初心者 おすすめ 本」でググってみました!笑
すると...いやはや本当に色々な本が出てくるんですね...。
結論から言うと私は「株を買うなら最低限知っておきたいファンダメンタル投資の教科書」という本を買って読むことにしました。
ちなみにこの本を選んだ理由は、
・色々なサイトで初心者向けの本として挙げられていた
・色々なサイトでファンダメンタル分析が大事って言われてたから
・本のサイズが私好みだったから
というだけです。笑
この本を読んだ時の感想は「あれ?なんか同じようにやれば儲けられる気がするぞ...」という感じでした。
この本では四季報をベースにしたファンダメンタル分析の手法が紹介されており、数字という側面から成長性や財務体質(借金が多い、手持ちの現金がどのくらいあるかなど)を調査する手順が記載されています。
その手順を使ってみることで、高い成長性を維持できているか、財務体質に問題がないかの基本情報を知ることができ、投資しても良さそうな企業なのかをざっくりと知ることができます。
この、概要レベルであったとしても企業の情報を知ることができる、という意味で私はファンダメンタル分析の基本的なやり方を抑える事が必須だと感じました。
皆さんはどうでしょう?私の場合は投資するならまずはその企業を知ることが素直に一番重要だと思ってしまうのですが、前述したとおりこの部分は何が重要か人によって意見がわかれるかと思いますし、もしかすると正解はないのかもしれません。
少なくともこの本は私のように「投資するならまずはその企業を知ることが重要だ!」と考える人にとってファンダメンタル分析の基本的な手法を実際の四季報を見ながら解説してくれるので、ファンダメンタル分析の入門書として良本だと思います!!
(なお、ここからこの本で記されているファンダメンタル分析の内容をそのまま記載しても全く意味がないので、私なりのファンダメンタル分析のやり方を今後別の記事で書いていこうとと思います。)
ただこの本を読み進めることで本当に重要だと痛感した考え方をもう一つ紹介したいです。
それはこの本が、株価は誰にも予測できないため株価の動きという事実をベースに売買を行いながら収益獲得を目指すことを大前提としていた点です。
株価は誰にも予測できない、このことに対して理由を述べる必要はないと思います。
(だって、予測出来たら苦労しないと思いますし、しかも株式投資系のニュースなどを見てればわかりますが...ここは上がる!と言っている人が実際株価が下がった時手のひら返しで、いや~予想通り下がりましたねぇ、なんて言っているのを頻繁に目にします。笑)
細かいファンダメンタル分析の手法はもちろん大事ですが、株価は誰にも予測できない、これを前提として自分なりの株式投資の手法を強化していこう。この本を読むことで今後の株式投資との向き合い方をそう決めました。
また、そう決めると同時に...『マンガでわかる株式投資 女子高生株塾』と『株を買うなら最低限知っておきたいファンダメンタル投資の教科書』で身につけた知識を使って良さそうな企業を見つけ、実際に投資を始めてみよう...!!
油断するとすぐぎっくり腰を起こす重い腰と、ビビりな性格を奮い立たせ、ようやくそう思い立ったのです。
という事で次回はいよいよ実際に投資をしてみたときのお話をしていきたいと思います。
それではまた次回!!